至極当たり前のことであるが、勝負の瞬間において、「本来の自分の力を出し切る」ということが如何に難しいことであるか。東京五輪はもちろん、中総体や高校総体などを見ていても痛感する。
スポーツに限らず、文化部の大会しかり、はたまた、大学入試や各種の学力テスト、検定などもそうであろう。
先日、第40回九州ジュニアゴルフ選手権が熊本県で開催された。
本校ゴルフ部の高校3年生櫻井心那が優勝、松永七海さんが第3位と、素晴らしい活躍を見せてくれた。
拙ブログでご紹介したこともあったが、櫻井さんは5月の「九州女子ゴルフ(社会人も参加する)選手権」においても優勝を果たしている。
おそらく、これまでもここからも「櫻井さんなら」という大きな期待を背負っての大会出場が続くことだろう。
冒頭に記したように、いくら実力者であっても勝負は一瞬である。常に良いコンディションで良いプレーができるわけではない。
今回の優勝はとてつもない快挙であるが、それ以上に毎試合毎試合、ひとつのラウンド、そして一打一打を確実に積み上げているその凄さに脱帽するのである。
常に様々なプレッシャーと戦いつつ、一打一打を常重ねている櫻井さん、松永さんに敬意を表するのである。
いよいよ8月、全国で、校内で、立場や取り組む内容は異なっていても全力で取り組んでいく長崎日大のすべての生徒さんにエールを贈りたい。
本日はここまで。