招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R3 9/14・15

新しく第55代となる長崎日大高校の生徒会長、小川幸志郎くんが生徒会主任の遠山先生と一緒に訪ねてきてくれた。

「頼もしい仲間がそろった新生徒会で小川くんの代ならではの楽しい生徒会活動を期待しているよ!」と激励した次第である。

小川くんたちは、中学1年次の「言語技術」の授業でともに学んだ世代である。その頃の面影を残しつつも、背丈も伸び、青年の顔つきとなった小川くんを見ると、なかなかに感慨深いものがあった。

さて、第55代となる「生徒会」といえば、吾輩にとっては、今春長きに渡るご勤務を終えて長崎日大を離任された梅本博先生のイメージが強烈である。

なぜなら、吾輩の高校時代の生徒会主任であり、着任1年目においてもそうであった存在だからである。

その梅本先生が生徒会主任として生徒たちに対してよく口にされていた言葉がある。「自律こそ自由」という言葉である。

他者から、あーしなさい。こーしなさい。と律されるのではなく、自らが(自分たちで考えて)自らを(自分たちを)律するところに本当の「自由」があるという意味だろうか。

そのためには、社会や全体のことを考えなくてはならない。道徳心や教養も身につけていかなくてはならない。権利と責任についてもしかりである。

当時高校生であった吾輩、新人教師であった吾輩は自分なりにその「自律こそ自由」という言葉を解釈しようとしていた覚えがある。

現在の長崎日大の生徒さん、先生方はこの言葉を如何ように解釈するだろうか。

本日はここまで。

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