あっという間に金曜日である。
1/15・16の大学入学共通テストに向けてのカウントダウンは例年と同じように瞬く間に進んでしまった。
良いお天気の下、本日の午後からテスト会場である長崎県立大学シーボルト校への下見に出発である。
ビジュアルホールに集まった200余名の高校3年生の皆さんに、進路指導部主任の塩田先生から「檄」が入る。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、最後の最後まで力を尽くすということが大切です。
と、過去の先輩たちの実例を挙げて熱く語っていた。大きく頷いて聴いている生徒さんたちの表情が頼もしかった。
緊張した面持ちの生徒さんが見られたので、吾輩は少し笑いを取るような穏やかな内容にしようかなと考えていたのであるが、真剣な眼差しを向けてくれる生徒さんに対して、やはり全力で「檄」を入れることにした。
「神よ、照覧あれ!」という言葉を用いた。
「神様、どうかお助けください。」ではなく、「神様、私たちは正々堂々最後まで戦ってきますから、その姿をどうぞよくご覧ください。」という決意、揺るぎない意志を表す言葉である。
そして、共通テストは大きな関門ではあるが、あくまでも通過点であって、終了した瞬間に、次の一手、次の最善手を考えて動くことが大切であると言うことをつけ加えた。
ここまで精一杯の努力を続けてきた生徒さんたちの真剣な表情を見ていると、それだけでこみ上げてくるものがある。
とはいえ、勝負はこれからである。
コロナ禍拡大の中、戦いに挑む全国の受験生の皆さんの共通テストが無事に実施されること、長崎日大の生徒さんが無事に実力を発揮できることを心から祈る吾輩であった。
本日はここまで。