招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R4 1/18

本日は長崎日大高校の「特別入試」の日である。
早朝からたくさんの受験生の皆さん、引率の先生方、保護者様にご来校いただいた。誠に有り難しである。

時節柄、できる限り丁寧な健康観察に努めたため、校舎入口に並んで待っていただく時間が生じたのであるが、受験生の皆さんの整然とした行動のおかげで円滑に進めることができた。これまた有り難しである。

   

引率の先生方を見ていると、自校の生徒さんひとりひとりに最後まで声をかけて激励をしたり、きめ細かな対応をなさっている先生方が多い。

「中学校の先生方が手塩にかけて育ててきた生徒さんを大切にお預かりしなければ」と改めて気持ちが引き締まる吾輩であった。

校舎の前に立っていると、長崎日大の卒業生で近隣の中学校に勤めている先生たちからお声がけいただいた。

1人、2人、3人と…、続いた。「先生ッ!後輩になる(かもしれない)生徒を連れてきましたよ。」というセリフ、嬉しいものである。

吾輩が長崎日大に着任したのが昭和61年4月、それ以降に卒業した生徒さんの中から、小・中・高・大の「先生」となった人たちもずいぶんと多くなった。

すっかり立派な先生となり、それぞれの学校で中心的な存在となっている方も多いと聞く。

「先生」という職業をやっていて、教え子が教職を目指すというのは、やはり嬉しいものである。

学校は違っていてもそれぞれの現場で生徒さんと保護者様を大切にして頑張ろうなと心の中でエールを贈った次第である。

さて、入室が無事完了し、試験が始まる時間が近づいた。本日の試験が無事に終了し、受験生の皆さんが安全に帰途につかれることを祈りつつ、校舎に戻る。綿密な打ち合わせの下、試験監督の先生たちが会場となる教室へ向かう。試験終了後の採点まで流れるように進む長崎日大の先生たちのチームワークは素晴らしい。「いとはかばかし」である。

新たな感染拡大という難しい状況の中、本日受験いただいた生徒の皆さん、細かいお心遣いをいただいた引率の先生方、保護者様、誠にありがとうございました。

ご入学を心からお待ちするとともに、ご入学いただいた生徒さんを迎える良い準備に鋭意努めるここからにしたいと思います。

本日はここまで。

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