招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R4 1/2・3

まだまだ人気の少ない長崎日大である。
お正月の2~3日は毎年、「稽古始め」ということで、部活動の練習に卒業生の皆さんや保護者様も加わり、賑やかなのであるが、昨年同様、時節柄につき規模縮小のようである。

とはいえ、部活動の皆さんは元気いっぱい頑張っている。

保護者様の温かい見守りも有り難しである。

学業にしても、部活動にしても、目先の目標は「合格すること・勝つこと」であろう。それを吾輩は否定しない。当然である。

しかしながら、最終目標、つまり「目的」は何だろうか。

何のための受験だろうか。何のための部活動だろうか。

それは「人間的な成長を促すため」である。

中学校・高校で学び、生活する目的は「より心豊かな人へと成長すること」なのである。

確かに、勝てば嬉しい、負ければ悔しい。
とはいえ、勝っても負けても、それを自らの成長につなげることのできる取り組みを続けてほしい。

先生たちもそこに着目していただきたいものである。

 

長崎日大の3つのコースと1つの科の名称は、プログレスコース(前進と成長)、アカデミー(学術と教養)コース、クリエイト(不撓不屈の創造)コース、デザイン美術(無から有を生み出すアート)科である。各コース・科に名付けた名称はそれぞれが背負っているスピリットであるだけでなく、そのすべてが長崎日大全体で目指しているものなのである。

新年にあたり改めて考える吾輩であった。
本日はここまで。

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