学校を空けることの多かった今週であったが、外に出ることによる「新たな出会い」もあった。
ご縁があってお会いできた先生を紹介しよう。
千代田区立九段中等教育学校(中高一貫教育校)の統括校長、野村公郎先生である。
野村先生は長崎県出身、長崎東のOBというご縁で紹介していただいた次第である。
長崎で言うならば、市立中学校と県立高校がひとつになったような形で誕生したのが、九段中等教育学校である。
平成18年の開校当時から興味を持ち、いつかお訪ねしてみたいなと思っていた学校さんであった。
まさかそこの校長先生が長崎の人だとは思いもしなかった。
2~3時間程度の出会いではあったが、示唆に富むヒントをいくつもいただいた。
今後においても、長崎日大の中高一貫教育にとって「学び」として、大切にしたいご縁をいただいたと有り難く思っている。
前身の中学校、高校ともに伝統校であるイズムを継承しつつも、新しい時代の教育を進めていらっしゃる九段中等教育学校さんである。
地域性の違いはあるかもしれないが、参考にして、長崎日大のアップデートを図るポイントは数多くある。
私立学校は、謙虚に学び続ける姿勢を持ち続けることが肝要である。
学校は「これでいいのだ!」などと思った瞬間にダメになる。
見境いなく新奇に飛びつくのはよろしくないが、地道な本道を確実に踏みつつも、時代と世界、そして生徒さんが生きる未来を見据えた教育を目指していかなくてはならない。
本日はここまで。