今年度、長崎県の「よかとこプロジェクト」に採択され、「教え方改革!」として長崎日大が進めている事業がある。
本日はその中のひとつ、アクティブラーニング部会の研究公開授業が実施された。
担当は「日大のぐっさん」こと、宮口先生、英語4技能の修得を意識した授業である。
堅苦しい雰囲気ではなく、生徒さんたちが活き活きとリラックスした感じで流暢に英語で語り合っている。
中学1年の頃にともに言語技術を学んだ生徒さんも多く、その成長ぶりに驚いた。
「英語で話す」ということに主眼を置く内容ではあったが、そこには地道な取り組みの裏付けがあってはじめて実のあるアクティブラーニングとなるのだと思う。
吾輩は従来のリーディング、ライティング中心の英語学習を否定はしない。その力もあってしかるべきである。しかしながら、そこに新しいチャンネルを加えていかなくてはならないのも事実である。
新しいものが良くて、これまでのものがダメというほど単純なものではないだろう。すべからく、学びは柔軟に、固執しないが上滑りもしないというスタンスがよろしいかと思う。
本日の授業で学ぶ生徒さんたちを見ていると、その心配はなさそうだなと安心する吾輩であった。
本日はここまで。