令和3年度の卒業証書授与式である。
早朝から校舎前を見ると、日大坂の下から校舎の周辺までキレイに掃き掃除をしてくださる人が。第一体育館の解体にあたっている建設会社の方であった。
近づいて「ありがとうございます。」と声をかけると、「今日は卒業式でしょ。後から学校に来て記念写真とか撮る人たちもいるでしょうから。」と。
有り難しである。本当に学校は関係の皆様の有形無形のご尽力に支えられているのだなあと感謝するとともに、素晴らしい1日になることを予感するスタートとなった。
さてさて、卒業式の2~3時間前から、諫早文化会館に先生や職員の皆さんが乗り込んでいき、鋭意、会場の段取り、お出迎えの準備に努めた。
なかなか行き届かぬところもあり、出席いただいた保護者様や生徒の皆さんにはご迷惑をおかけした点もあろうかと思うが、無事に「卒業式」を終了することができ、多くの皆様に笑顔でご挨拶できたことが何よりであった。
吾輩たちにとって、卒業のときに「長崎日大で良かった」という声をいただくことが、最高の喜びである。
兄弟姉妹続けてご入学いただき、10年、20年近い歳月を保護者様として、ご理解とご協力をいただいた方々も少なからずいらっしゃる。
心からの感謝と敬意を表したい。
私立学校は何年経っても顔ぶれが変わらないという特典がある。ご縁はそのままに、いつでもご来校いただきたいものである。そして、後輩の生徒さんたちの頑張り、長崎日大の成長を見守っていただければ幸いである。
ご卒業おめでとうございます。
これからも皆様の母校として一生懸命頑張ります。
本日はここまで。