ここ数日、素晴らしい取り組みが進められていた。長崎日大の中高一貫教育、クリエイトコースでのことである。
ひとつは、「先輩学」と題した取り組みである。
高校生が中学生に対して、「高校生活」「大学進学」「日常の学習方法」などなどに対して、「経験者は語る」的なことを語る。
それを聴いた中学生が、先輩である高校生に対して「生」の質問をぶつける。
なかなかに面白い取り組みが座談会スタイルで進められていた。
高校生は、後輩たちに対して、クロムブックを活用し、身振り手振りも加えて熱く語り、中学生も先輩の言葉に眼を輝かせて聴き入っていた。
「良い光景だな」としみじみ思った。中高一貫ならではの取り組みである。
中心的に企画・実施したクリエイトコース長である副嶋先生に感謝したい。
熱く語ってくれた高校生にも感謝、感謝である。
さて、「先輩学」の会場である第2体育館から、2号館へと歩いていると、元気な大久保教頭先生の声が聞こえてくる。
「何かな?」と思い、近づいて見ると、大会議室では、中学1年生の学年集会実施中であった。
大久保先生の温かい愛情のこもったトークのあとに、岩間先生の味のあるお話が続いた。
中学校1年生の生徒さんが、ときには、じっと耳を傾け、うなづき、ときには笑顔、爆笑という様子であった。
生徒さん全員の視線が岩間先生に向いている。
「ああ、岩間先生の言葉が、生徒さんの心に届いているな。」と感心した次第である。
最後は、簡単にできるストレッチのミニ講習まで加わった。さすが、英語&ダンスの先生である(笑)。
地道な取り組みであるが、日大中を支える大切な取り組みを見せていただいた。
有り難しである。
本日はここまで。