招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R4 9/19

とりあえず、台風一過と言ってよいだろう。もちろん、明日にかけて各所の点検はしなくてはいけないが、長崎日大も無事であった。

平和な月曜日である。教頭先生たちがそれぞれに駆けつけてきてくれて中学校、高校、明倫館、第2グラウンド方面と、確かめてくれている有り難しである。

さて、書ききれないでいた土曜日の話をひとつ。ここのところ「嬉しい里帰り」の話をいくつかご紹介していたと思うが、土曜日はまたまた違った形での「里帰り」があった。

今般続けていた「入試説明会」に続いての「個別相談会」にてのことである。

ちなみに、長崎日大の入試説明は会場に多くのお客様をお招きしての説明会形式と個別に対応する相談会形式がある。

先週土曜日は「入試個別相談会」であった。

 

中学校、高校の入試に向けて多数の保護者様や受験を考えている生徒さんたちが会場である本校図書館を訪れてくださった。

「個別-」の良いところは、「聞きたいことを聞きたいだけ、時間を気にせずにじっくり」ができる点である。当日も1時間以上続くご相談も見受けられた。

そして、お帰りになる保護者様を見送っていると、「先生、お久しぶりです。」と声を掛けられた。

30数年前、担任を務めたクラスの卒業生がひとり、国語の教科担当として一緒に学んだ卒業生がひとりである。

それぞれお子様の中学入試、高校入試について相談に来たそうである。

思い出話を続けつつも、「長崎日大に来てほしいのはヤマヤマだけと、一番大切なのは適性だよ。何でもフラットな視線で説明するから何でも聞いてね。いろんな学校さんの話も聞いて、その上で、子どもさんご本人の意志と決心を尊重してあげてね。」と話した次第である。

30数年前、日々懸命であったにせよ、当時の自分の未熟さを考えると赤面する吾輩であるが、時を経て、今度はお子様の入学を考えてくれているのは本当に有り難しである。

これまた「嬉しい里帰り」であった。

  

本日はここまで。

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