招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R4 9/27~30

諸会議への出席などで、学校を空けることが多かった今週であるが、中学校の中間考査も高校の中間考査も順調に進んでいるようである。

会議や総会に出席すると、県の教育関係や民間も含め、様々な方面からの貴重なお話を聴くことができる。

幾つかご紹介したいものがあるが、まずは、プロ野球で活躍し、侍ジャパンの監督を務めている小久保裕紀さんにまつわる話を取り上げたい。

「一流に共通するものは?」という問いに対して、小久保さんは、「素直・勉強好き・プラス思考の3つです。」と答えたそうな。

この3つを聴いたとたん、吾輩の中で、ある言葉と結びついた。

それは、長崎日大の校訓である「至誠・勤労・創造」である。

創立時に、創学者である永田菊四郎先生からいただいたこの校訓はその意味するところ深淵であるが、至誠→素直、勉強好き→勤労、プラス思考→創造という図式が瞬間的に成立したのである。

「至誠・勤労・創造」の意味することをすべて語ることは至難の業であるのだが、至誠はこの上なき誠実さであり、勤労は努力の実践、創造は不撓不屈の前向きな生き方というひとつの解釈はできる。

「素直・勉強好き・プラス思考」という一流に共通するものとして小久保さんが挙げた3つは、そのまま「至誠・勤労・創造」に含まれていると言ってよいだろう。

校外で諸先生方の価値あるお話を拝聴することは吾輩にとって有り難い学びである。機会があれば、生徒の皆さんにもお話ししたいなと思う勉強になるひとときであった。

本日はここまで。

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