土曜日の本日、比較的静かな長崎日大である。
先般、絶不調、傷だらけの中、県大会を制し、春の全国高校選手権への出場を決めた柔道部の練習をのぞいてみた。
「みんな元気になったかな?」と道場に行くと、いつも以上に活気がある。
それもそのはず、本日が高校3年生の送別稽古なのである。
インターハイ全国3位の木村主将をはじめ、今年度卒業する高校3年生が笑顔で気持ち良く汗を流している。
その笑顔が消えたのが、送別稽古の最後を飾る「惜別の投げ込み」である。
3年生が投げ込みマットに立ち、後輩たちが群がっていく。やってみた人しかわからないが、乱取りもきついが、この投げ込みも連続となるとかなりきつい、
最初は笑顔で後輩たちをぶん投げていた先輩たちも次第に余裕がなくなり、笑顔が消え、息が切れ、へたり込んでいた。
後輩たちは笑顔で先輩たちを抱き起こしている。
県高校総体負け知らずで卒業していく学年であるが、6年間、3年間の中には「山もあったし、谷もあった。」故障などもあった。
全員がよく頑張ったなぁ。やり遂げたなぁと感慨深いものだった。どの部活動も、いや、部活動に限らず、中学校、高校生活を今まさにやり遂げようしている高校3年生の皆さんに、心からの敬意と感謝を表したい。
本日はここまで。