招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R5 10/28

本日は、学校にて、中学校・高校ともに「入試説明会」を開催した。

 

この時期の説明会は「一度聴いてみようかな」という感じではなく、いよいよに迫った進路選択・志望校決定に向けてのご参加が多く、ご来校いただいた保護者様のご質問なども細かく現実的なものが多い。

中高合わせて400名を軽く超える参加者の皆様に、吾輩もはりきってご挨拶申し上げた次第である。

中学校で申し上げた一部をご紹介すると、
創立から33年目となる長崎日大中学校です。この30年余りの間に、先般のコロナ禍をはじめ、予想もできないようなさまざまな世の中の変化が起こりました。本校といたしましても、時代と世界の流れにうまく適合し、生徒の皆さんの学びと成長を促すための教育活動を目指して、毎年毎年、学び続け、アップデートを続けております。よって、本日ご説明申し上げる内容は現時点での到達点でございます。私たちはこれからも謙虚に学び続けます。なぜなら、学校が学び続け、少しでも良い教育を提供しようとすることが、大切な生徒さんと保護者様への感謝と敬意の表現であると考えるからです。

さて、多様化、複雑化する今般の世の中において、子育て・教育というものは、学校だけでは成り立ちません。また、ご家庭、保護者様だけでもなかなかに難しい面があろうかと思います。長崎日大中学校が創立以来、揺るがせにしていないものは、保護者様と学校が風通しの良い連係プレーを図り、大切な生徒さんを、どんなときでも親身になって支えていく愛情基本の温かい教育です。そして、中高6年間だけでなく、「ポスト・ハイスクール」、高校卒業後、大学や社会に出てからも輝いて生きることができる人生の基盤となる力の養成でございます。

最後になりますが、長年中学生、高校生の成長を見つめてきて思うのは、12歳での進路選択、学校選びのポイントは、「時間」と「環境」と「適性」の3つだということです。長崎日大の中高一貫教育で確保する学びと成長のための時間、施設・設備だけでなく、対人関係や健康・安全・安心、そして、気持ち良く学べるための環境、お子様の現状と将来目指すものと、学校の取り組みとの適性、これらがポイントとなります。

どうか、わかりにくい点は何でもご質問いただき、ご入学を検討していただくとともに、学校とお子様の適性を吟味し、ご入学を検討していただきたいと願っております。幸いにも、ご縁があって、ご入学いただいた際には、お子様の価値ある中高6年間を保護者様と力を合わせて支えていくことを固くお約束して私からのご挨拶とさせていただきます。

このようなご挨拶を申し上げつつ、吾輩は緊張を覚えるのである。なぜなら、説明会で申し上げることは保護者様との約束だからである。

中学校、高校ともに「説明会での約束」をしっかり守るために、みんなで鋭意頑張るのである。

ご来校いただいた児童・生徒の皆さん、保護者様、誠に有り難うございました。この後も、何かわかりにくい点などございましたらお気軽にご連絡ください。

本日はここまで。

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