テレビ等の報道でご存じの方も多いとは思うが、3/13朝から、いよいよ甲子園に向かう野球部の皆さんの「出発式」が行われた。
喜びの笑顔で溢れる長崎日大を「少し緊張した引き締まった表情」で、野球部諸君は出発していった。
先週の金曜日には、今春開催される全国大会に出場する、柔道部、空手部、 ゴルフ部、ハンドボール部の「全国大会壮行会」を開催した。
すでに、先月、全国大会に出場した陸上競技部を加えると、実に6つの部活動が春の全国大会に出場することとなる。
ご挨拶の中で、
これからの春の大会は、令和4年度を締めくくるものとして、また、来る令和5年度に勢いをもたらして、在校生に、新入生に、そして長崎日大に関係するすべての人たちに、春の元気と勇気を与えてくれる大切な大会です。くれぐれも心身の調整に気をつけて、万全のコンディションを整えて、試合に臨んでください。
さて、それぞれのチームと個人の上位進出を期待するのはもちろんですが、各地の強豪が集う全国大会です。初戦から優勝候補とぶつかることもあります。しかし、強豪との試合を学びのチャンスだと捉えてください。どんな相手だろうと臆することなくぶつかって、多くのことを学んできてください。
「春の戦いは夏の始まり」という言葉もあります。今回、大きな晴れ舞台を経験することによって、出場する選手のみなさん、そして、それぞれの部活動が成長し、競技レベルと学校生活における意識レベルを向上させ、長崎日大全体のレベルアップに貢献してくれることを切に願っています。
と、申し上げた。
人間の成長に欠かせないものとして、当然のことであるが、「経験」がある。「学び」がある。そして、特にその度合いを高めるものとして、「注目」があるそうな。
つまり、「注目された緊張感のある経験からの学び」は、生徒さんたちを大きく成長させる価値ある機会なのである。
春の大舞台を堂々と戦い抜いて、大きく成長した選手諸君が、長崎日大に「高い競技意識と生活意識」を持ち帰ってほしいものである。
本日はここまで。