招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R5 6/1・2

高校総体直前となった。
大勝負を前に盛り上がる長崎日大である。
それと同時に、今年度の教育実習も佳境を迎えている。

ここ数日は、教育実習の最後を飾る「研究授業」があちこちの教室で展開されている。

あどけない中学1年生から見守ってきた生徒さんが、高校生となり、大学進学後、すっかり大人に成長して、教壇に立ち、「先生」として授業をしている姿を見ると、感慨無量である。

日大中時代から鍛え上げてきた英語力を駆使した「オールイングリッシュ」の授業、それを受け止めて学んでいる現在の生徒さんたち、なんとも喜ばしい光景である。

もちろん、他の教科の研究授業も力のこもった良い授業であった。

新体育館をのぞいてみると、先般の全日本体重別選手権を制し、日本一となった老野祐平選手が、教育実習生として「研究授業」にチャレンジしていた。

 

日の丸の入った日本代表の柔道着をつけた老野先生が、実力充分の柔道部員を相手に見事なお手本を示すなど、豪華な授業であった。

今回の教育実習中に、その老野選手が、9月に開催されるアジア大会に、日本代表として派遣されるという朗報もいただいた。

もしこの大会で好成績を残せば、パリ五輪代表の座をかけて、先輩である東京五輪金メダリストの永瀬貴規選手と、長崎日大の先輩・後輩対決が実現するかもしれない。夢のようなことである。ここまで上ってきた老野選手に敬意を表したい。

教育実習生の皆さんが、高校卒業後それぞれの道において努力し、成長を続けてくれている。本当に嬉しいことである。

本日はここまで。

PAGE TOP