招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R5 8/19・20

この週末、夏の学びの成果を試す、「全統記述模試」開催中である。高校3年生はもちろん、高1、高2の皆さんも懸命に答案に向かっている。

頑張る生徒さんたちを見守りつつも、「模試が終わったら夕方ひと練習だ!」と手ぐすね引いて待っている部活動顧問の先生たちが頼もしくも恐ろしい(笑)。

さて、模試が無事終了した夕刻、校舎内をぶらぶらと歩いていると、2号館美術室に灯りがついている。

電気の消し忘れかなと入っていくと、作品製作に取り組んでいる生徒さんがいた。

 

「頑張ってるねー。」と声をかけると、「すみません。こんな遅くまで。」と返ってきた。「いやいや、頑張ってるんだから。いいんだよ。」と吾輩。

なぜか、ポケットに入っているワッフルをプレゼント。

翌、日曜日は部活動の練習を終えた風情の生徒さんが「先生、美術室開けてもらえませんか。」と声をかけてきた。

暑い中練習を終えた後に作品製作、デザイン美術科恐るべしである。

そろそろ帰ろうかと校舎を見上げると、2階自学室に人影が、校外での練習のため模試が受けられなかったサッカー部の生徒さんであった。

ひとりで黙々とテストに取り組んでいた。頭が下がる。
長崎日大ここにあり。である。

ひとりひとりのそれぞれの形での努力が積み重なって長崎日大の夏が過ぎていくのである。

本日はここまで。

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