今年の6月、教育実習に来た柔道部OBの老野祐平さんが、全日本体重別選手権を制し、日本代表として今般のアジア大会に出場した。
強豪ひしめく81㎏級において、初出場ながら見事「銅メダル獲得」である。
とはいえ、本人のコメントは「喜びではなく悔しさ」であった。
日本の柔道競技で代表となり国際大会に出場することだけでも至難の業であるのだが、老野選手の目指すものはもっと上のレベルのようである。
先輩である永瀬選手が出場するパリ五輪の後、老野選手の名前が浮上することを期待してしまう吾輩である。
さて、在校生にもアジアで戦っているアスリートがいる。
ゴルフ部の藤井くんである。今夏の全国大会などの実績を評価され、日本代表としてアジアのジュニア大会に出場している。元気な代表チームの画像が送られてきた。
日本に収まらず海外で活躍するアスリートに負けじと、世界に通用する「英語運用能力」に磨きをかける生徒さんもいる。
高校1年生の山根さんである。女子バスケットボール部に所属しながら、英語スピーチの技量を磨き、先般開催された「グレープカップ※」に出場した。
吾輩注※「グレープカップ」とは、高校女子生徒を対象とした英語暗誦大会の名称。この大会は1974年(昭和49年)に福岡女学院短期大学開設10周年を記念して開かれた。今年は50回の記念大会だそうな。将来、国際社会で活躍できる高校女子生徒の育成に与することをこの大会の目的としていて、九州各県から多くの出場者を招いての開催が続いている。
結果は見事「優勝」である。ちなみに、2位3位も純心高校さん、長崎東高校さんと、長崎県勢の上位独占であったそうな。喜ばしいことである。
スポーツに文化に、卒業生も在校生も、頼もしきかな!長崎日大である。
本日はここまで。