さて、10月も本日で終了である。私学振興大会や地区育成会など保護者様のご尽力に感謝感謝の今月であったが、最後を飾ってくれたのは、皆様ご存じの永瀬貴規さんであった。
今般の五輪連覇は言うまでもなく、皆様ご存じのとおり、高校時代、大学時代、そして社会人として、それぞれの段階で頂点を極めていった永瀬さんである。
しかしながら、本当に変わらない誠実で優しい人柄を会うたびに感じるのである。
柔道家としての偉業はもちろんのこと、その姿に感動してしまう。
リオ五輪の後の大怪我、コロナ禍による東京五輪の延期、金メダリストとなった後の不調などなど、端から見ている吾輩たちにはうかがい知ることのできない苦しさがあったことだろう。
どんなときもあきらめることなく、「永瀬らしい努力」を継続してきたことを心から讃えたい。
世界から評価・賞賛される今般の永瀬さんの姿を見ていると、「永瀬貴規の凄さをやっと世界がわかってくれたか。」という気分になる。
長崎日大の柔道部員諸君をはじめ、生徒の皆さんには、永瀬先輩に憧れるとともに、学んでいただきたいものである。
齢60を超えた吾輩であるが、「永瀬さんに気合いを入れてもらおう!」と、10数年ぶりに柔道着に袖を通し、投げてもらった。
これまた、人柄がにじみ出る優しい優しい大内刈りであった。有り難しである。
本日はここまで。