「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」とはよく言ったもので「あっ」という間に3月突入である。
新体育館建設のため、ここのところは諫早文化会館を使用していた卒業式であるが、今回は新体育館N.アリーナでの初めての卒業式となった。
毎年、卒業式の式辞においてはどのような言葉を卒業生の皆さんに贈ろうかと思案するのであるが、今年はセカイノオワリの「サザンカ」という楽曲の中の言葉を選んだ。
2018年の平昌オリンピック・パラリンピックのテーマソングでもあった曲なのだが、今年の高校3年生の皆さんの頑張る姿をあらゆる場面で見ているとき、吾輩の頭の中で流れていた曲なのである。
ちなみに、こんな歌詞である。
ドアの閉まる音 カレンダーの印
部屋から聞こえる 君の泣き声
逃げる事の方が怖いと君は夢を追い続けてきた
努力が報われず 不安になって
珍しく僕に当たったりして
ここで諦めたら今までの自分が可哀想だと
君は泣いた
夢を追う君へ
思い出して つまずいたなら
いつだって物語の主人公は笑われる方だ
人を笑う方じゃないと僕は思うんだよ
誰よりも転んで 誰よりも泣いて
誰よりも君は 立ち上がってきた
僕は知ってるよ
誰よりも君が一番輝いてる瞬間を
夢を追う君へ
思い出して くじけそうなら
いつだって物語の主人公が立ち上がる限り
物語は続くんだ
嬉しいのに涙が溢れるのは
君が歩んできた道のりを知っているから
夢を追う君へ
思い出して つまずいたなら
いつだって物語の主人公は笑われる方だ
人を笑う方じゃない
君ならきっと
この中の一部を引用させてもらった。
第55回の卒業生の前途に幸多かれと祈る吾輩である。
生徒の皆さん、保護者様、本当にありがとうございました。
皆さんが「長崎日大の卒業です。」と胸を張れるように今後においても長崎日大は頑張ります。
本日はここまで。