今週はこの時期恒例の「教育実習」が進んでいる。今年も多くの卒業生が母校に里帰りして実習に取り組んでいる。
毎年多くの生徒さんが教育実習に帰ってきてくれるのは本当に嬉しいことである。
長崎日大で中高6年間、高校3年間を過ごした生徒さんたちが教職を目指してくれるというのは少なくとも「長崎日大における学校生活」にネガティブなイメージを持っていないと思えるからである。
教員志望の学生さんが減少しているという昨今においてこれほど嬉しいことはないわけである。
今年は、吾輩が中1から国語を教えた学年の皆さんも実習に来ている。幼かったころの面影を残しつつ、立派な大人に成長してくれた。
堂々と研究授業等を展開する姿に感慨無量である。
研究授業の際、隣のクラスをのぞいてみることもある。今回も何度かあった。
そこには、国語科の東川先生、数学科の井上先生の姿が。
奇遇にもお二人とも高校時代において吾輩と一緒に国語を学んだ生徒さんであった先生たちである。
もはや、当時の吾輩がかなわないくらいに熟練した良い授業を展開していた。
これまた感慨無量である。特に、国語の東川先生の授業の随所に一緒に国語を学んでいた当時の知識の指導が散りばめられており、「受け継いでくれている」的な感動もいただいた次第である。
一緒に学んだ教え子たちが教壇に立っている姿、なんともロマンに溢れている。
本日はここまで。