招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R6 6/13~16

県の高校総体から10日ほど過ぎた今週、この週末には早くも「九州大会」が開催される。
競技によって多少の違いはあるが、九州各県の高校総体優勝・準優勝校が競い合う大会である。
優勝校にとってはインターハイの前哨戦、準優勝校にとっては最後(競技によってはまだ続くけど)の勝負となる大会である。

昨年、見事に九州大会団体優勝(長崎県勢としては初)を果たした柔道部をのぞいてみた。今年は沖縄県で開催される柔道競技に出発間近のところであった。
道場には昨年度奪取した九州大会の優勝旗が鎮座している。今回は、長崎県10連覇のディフェンディングチャンピオンとしての出場である。

週末のことである。前述した柔道部が団体準優勝の報が届いた。
「悔しいだろうけど、前年度チャンピオンとして充分に格好のつく結果だな。」と思った吾輩であった。

ところが、戦況を聞くと、先鋒・次鋒・中堅・副将・大将と全員が引き分け、その後の代表戦において技有りを先取し、残り3秒で勝ち、優勝というところでの逆転負けであったそうな。「そりゃ悔しかろう」と。

しかしながら、春の選手権の県予選において信じられない敗戦を喫してからさらに稽古に励み、先般の県高校総体では「完勝」した長崎日大の柔道部である。

ここから、金鷲旗、インターハイと続く夏の全国大会に向けて、もう一段強くなっての活躍を目指し稽古に励むはずである。

柔道部に限らず、すべての競技等において「勝利よりも敗北に学ぶもののほうが多い」と聞く。捲土重来を期待したい。

本日はここまで。

PAGE TOP