招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R6 7/20

本日で第一学期終了である。
長崎日大の終業式では、平和学習の意味を込めてのお話しをすることが恒例となっている。

1945年8月9日午前11時2分、長崎への原子爆弾投下とその被害の凄まじさ、「戦争」というものの桁外れの恐ろしさを伝えつつ、マザーテレサの「世界平和のためには、まず、自分と自分の近くにいる人を大切にしなさい」という言葉を紹介している。

そこから、
「自分を大切にする、家族や自分の周りにいるクラスや部活動の仲間、同じ学校で学んでいる長崎日大の仲間たちを自分と同じように大切にする。大切にできていますか。自分とは異なる存在、異なる努力をお互いにリスペクトできていますか。当たり前のルールやマナーを守る。感謝の気持ちを忘れない。人の迷惑になることをしない。公共のものや場所を大切にする。人をからかったり、いじったりしない。このようなことも大切な平和への貢献です。」などと生徒さんたちにお願いする。

今年は、もうひとつ、紹介した言葉がある。同じくマザーテレサの言葉である。

思考に気をつけなさい、それは、いつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それは、いつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それは、いつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それは、いつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それは、いつか運命になるから。

生徒さんたちに語りかけつつ、自らを戒める吾輩であった。

生徒さんたち、良い夏休みをお過ごしくだされ。
できれば、思い出に残るような「熱い夏」に。

本日はここまで。

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