この土・日、金曜日に開催された「永田菊四郎杯弁論大会」に出場した皆さんの原稿を改めて読んでみた。

それぞれに実に思いのこもった素敵な文章である。
すべてについてご紹介したいところであるが、特に吾輩の印象に残ったものを2つ。
まずは、中学1年生の男子生徒さんである。
柔道部に所属して、試合に臨んだが負けてしまった。自分は頑張っている、努力していると思っていたが足りなかった。自分の頑張りには「考える」「よく見る」「知る」という意識が足りなかったと反省しつつ、「真の努力とは」という弁論を展開している。長崎日大の末っ子である中学1年生であるが、なかなかしっかりしている。大会での勝利を目指して頑張っていただきたい。
次に、高校1年生の女子生徒さんである。
「教師」になることを志している生徒さんで、「教師という仕事は言葉を通じて生徒と関わり学びを深めていくものだ。」と語っている。まさしく、その通り!、「我が意を得たり」と頷く吾輩であった。
吾輩は常々、「教師とは言葉を使って生徒さんを教え導く専門家でなくてはならない。」と語っているが、高校1年生の生徒さんから聞けるとは驚きである。
「負うた子に教えられて浅瀬を渡る※」という諺が頭に浮かぶ週末であった。
※吾輩注 背負った子どもに浅瀬を教えてもらいながら川を渡るということから、自分より年少の者に
教えられることのたとえ。
それぞれの弁論に学ばせていただいた。
さて、週が明けた月曜日、朝から中学校校舎の前にいると早くから登校してきた生徒さんが。
「寒くなってきたから風邪引かないようにね。」と声をかけると、さわやかな笑顔と元気の良い返事とともに、「先生も気をつけてくださいね。」と温かい言葉をいただいた。

たったそれだけのことで身も心も温まる吾輩であった。
中学生も高校生も「生徒さん有り難し」である。

本日はここまで。




