まずは、画像をご覧あれ!である。
これを見て「ああ、いついつ頃の長崎日大だな」とわかる方は、かなりの長崎日大通だとお見受けする。
この画像は、創立20周年記念誌に掲載された全景である。よって、昭和60~61年当時だと思われる。
昭和60年、バブル景気の足音が高く響きだした頃である。吾輩は当時大学4年生、その年の6月には、長崎日大での教育実習に取り組んでいた。
恩師である高橋渉先生のご指導の下、2週間の実習を頑張った。当時の実習仲間とは今もつきあいが続くような、今でも忘れられない「濃い」2週間であった。
今年も長崎日大を卒業し、それぞれの大学に進んだ皆さんが、教育実習生として「里帰り」をしてきてくれた。
ついこの前まで学校にいた感のする生徒さんたちである。月日のたつのは早いものだなぁとしみじみする吾輩であった。
「受けているときはそこまで感じていなかったけど、実際にやってみると大変なんですねー。」と、ある実習生さんが呟く。
「そりゃそうだよ。」「授業の第一歩は、自分の声が生徒さんの耳と心にしっかり届くかどうかだよ。」と励ました。
毎年、卒業生の成長した姿と懸命に「先生」をやっている姿を同時に見ることができるこの機関は楽しみで仕方がない。
「大変かもだけど、学校の先生ってすごく良い仕事だよ。」と改めて語ってしまう吾輩であった。
本日はここまで。