第2学期スタートの今週、月曜日からなので、「週末まで長い!」と、登校時の生徒さんにも「少し疲れてるかな?」と感じる長崎日大である。
とはいえ、「大丈夫?疲れてない?」と声をかけると、「大丈夫ですよっ」と笑顔で応えてくれる姿にほっこりする吾輩である。
さて、本日は長崎日大の「制服」の話をしよう。そもそもの話だが、長崎日大の創立は昭和42年であるから、初代制服は当然ここからのデビューである。
設立発起人会のひとりであった小野先生(のちの教頭)の発案により、ブレザースタイルの制服に決定したとのことである。
現在、ブレザースタイルは画期的過ぎてさぞや目立ったことかと推測するが、今やほとんどの学校がそうなっているのを見ると隔世の感が強い。
さて、所謂「紺ブレ」の制服がそこから、画像にあげた23回生の皆さんの卒業まで続いた。
24回生からが、タータンチェック仕様の現在の制服である。
時の流れにより多少の改良はあるものの、おおむね現在の生徒さんまで続いている。
今年3月に卒業したみなさんが56回生であるから、33年間タータンチェック仕様が続いたこととなる。
公私立の別を問わず、制服の変更や多様化が少なからず見られる昨今において、非常にオーソドックスな制服の変遷と言えるだろう。
と、何故に突然、制服について語ったかというと、
先日、家庭科の才木先生が、学校に保管していた古い制服を利用して、画像にあるミニの制服を作り、ぬいぐるみに着せてみてくれたのである。
「なんとまあ可愛い」と生徒さん、先生たちに大好評なのである。続いて、夏服バージョンまでお披露目されて、職員室の入り口に鎮座ましましている。
才木先生によると、古い制服を完全に解体してのミニ制服制作だったが、解体してみて改めて長崎日大の制服の仕立ての緻密さ、表面的にはわからないがしっかりした作りに驚いたそうな。
初代制服もだが、現在の制服にこめた制作時の関係者の思いというものをひしひしと感じるところである。
制服はユニフォームである。長崎日大の生徒さんたちには改めて誇りを持って制服を颯爽と着こなしていただきたいものだなと思う吾輩であった。
本日はここまで。