さて、2学期第2週である。
ここのところ、大学はまだ夏休みが続いているらしく、卒業生の皆さんの来校が多い。
大学在学中、いよいよ就職活動を控えた皆さん、来年の教育実習を予定している皆さんと様々だが、特に、今年の3月に卒業した皆さん、つまり、大学デビュー間もない大学1年生の皆さんが多く訪れてくれている。
3月まで長崎日大の制服を着ていた皆さんが、髪型から服装まですっかり大人っぽくなっての登場である。
言葉選びは慎重にしないといけない昨今であるが、ついつい「〇〇〇になったねー」などと発してしまいそうになる吾輩である。
「大学はどうだい?」と尋ねると、みんな「楽しいです。」「やりがいがあります。」「行って良かった。」と異口同音に応えてくれる。
努力を継続してつかんだ合格だからこそ、今を楽しみつつ成長を続けていただきたいものである。
「去年の今頃は、日本大学の基礎学まであと何日、共通テストまではあと何日とかやってましたね。」と懐かしむひとコマも。
大事な入試の前に激励した言葉や面接練習や小論文の添削のときに吾輩が話した内容などを細かいところまで覚えていてくれたのは驚きであった。
やはり、言葉の力は大きい。だからこそ、言葉を学び、言葉を磨き、言葉を選び、適切に心を込めて使わなければならないと改めて思う。
長崎日大では同窓会の皆様主導で「タイムカプセル」を実施している。卒業後12年を経過した皆さんが毎年12月に学校を訪れ、タイムカプセルを開封するのである。
母校はホームである。卒業生の来校いつでも大歓迎である。
本日はここまで。