先週に続いて、秋の連休である。この連休中に吾輩のスマホに画像が届いた。「あっ、そうか、生徒さんたちが万博に」と気づいた吾輩であった。
長崎の旅行会社さんの「夏の間も進学講座や部活動で頑張っていた長崎日大の生徒さんへ」というプレゼント企画と言ってもよいだろう。
1泊2日、かなりの弾丸ツアーではあるが、希望する生徒さんを大阪万博へご招待という企画である。
「有り難し」ということで、全校の生徒さんたちにアナウンスしたところ、ほぼひとクラスくらいの希望者が集まった。
「学校の先生もひとり、引率で」という取り決めのようで、今井教頭先生も参加となった。
行き帰りはフェリーを使い、万博会場には5時間程度と聞くとかなりの強行日程のようだが、天候にも恵まれ、心配していたほどの負担もなく、皆さん元気に旅程を終了できたそうな。
夏休みの間もよく頑張ってきた生徒さんたちにとって「よい休日」となったことだろう。
終わりに近づく今般の「万博」だが、吾輩世代からすると、昭和45年の「万博」が今でも強く記憶に残っている。
ちょうど小学校に入学した年である。
戦中派であった亡き父が、「戦争が終わってから、オリンピックがあって、国連に入って、今度は万国博覧会だ。」と嬉しそうに話していたことを子供心に覚えている。
「人類の進歩と調和」をテーマに掲げ、77か国が参加し、終戦25周年記念として、戦後の高度経済成長を象徴する意義を持つイベントとして開催されたのも今は昔である。
しかしながら、「人類の進歩と調和」というテーマは、今回の「いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)」と同様に、大切にしていきたいものである。
本日はここまで。