週明けの月曜日、本日は私学の校長会のため、長崎は万才町に。本日は、個人的な内容である。ご容赦あれ。
会議終了後、ちと打ち合わせのために他校の校長先生たちと浜の町方面に歩く。
中央橋から電車通り沿いを歩いていた。
ふと見上げると、「S東美がなくなってる!」と気づいた。
長崎の学校の先生たちからは「今頃、気づいたの?」と微笑まれてしまった。
個人的な話で恐縮だが、子供の頃、ほぼ毎日のように見ていた景色が変わっていくのはちと寂しいものである。
S東美の隣にあった「松竹」という映画館もとっくの昔になくなり、子供の頃「ゴジラ」の映画を観ていた「東宝富士館」は、昭和52年に「長崎ステラ座」に生まれ変わったものの、平成20年には、大正14年の「崎陽館」から続いた映画館としての幕を閉じた。
S東美跡地の前の壁には、昭和中期の写真と昭和30年代の浜の町の地図が飾られていた。「子供の頃の雰囲気だなぁ。」としばし見つめてしまった。
吾輩が遊んでいた昭和40年代から、半世紀以上が過ぎた。
ちと感傷的になった月曜日の夕刻であった。
本日はここまで。