2021年は、東日本大震災からちょうど10年目です。今こそ、天災の恐ろしさや、復興に尽力し助けあった人々の姿を思い起こし、記憶を受け継ぐための“行動”を起こす時ではないか。この提案に中3の生徒達は賛同し、メンバーを募り委員会を立ち上げ、PoMP(Pass on the Memories Project「記憶を受け継ぐ」)は発足しました。
生徒達は震災による被害の写真や、復興を願って作られたものの写真を選び、それに関するエピソードを英語で書きあげました。iPadで発音やイントネーションを調べ、音響設備のある学校のホールで発表の準備をします。英語のプレゼン動画を撮って、SNSや動画サイトで国内外の人に見てほしいのです。PoMPは全て生徒が主体です。クラス会議では「字幕があったほうがいい」、「動画に癒しの音楽をつけよう」と意見が飛び交います。教員はただ見守ります。生徒自身が考え工夫することに意味があり、学校を超えた“社会”という枠で自身のコミュニケーション力を問われることは、中学生にとって貴重な経験になりました。
【各クラスの発表】
画像をクリックすると各クラスのページにジャンプします。
これより東日本大震災の映像が流れます。
ストレスを感じる方は視聴をお控えください。