火・水・木とウイークデーの長崎日大である。
どこの学校もそうであろうが、日常の平日の中には定期的な会議が設定されている。
長崎日大では、水曜日の職員会議をはじめ、コース・科ごとの会議、校務分掌ごとの会議、教科別の会議などが、その主立ったところだろうか。
諸会議に出席する先生たちの様子を見ていると、世に言うところの「会議のための会議」ではなく、新しいアイデアやより良くするための施策を講じている内容が多く、『作戦会議』という雰囲気を感じる。
迫ってきた高校総体・中総体、感染防止に努めつつも、今年度は少し規制が緩和されての実施のようである。
諸会議を経て、部活動の皆さん、応援の皆さん、それぞれが有意義に過ごせるような日程調整が建設的に進んでいる。
昨日は、デザイン美術科の高1~高2の担任に、科長である西先生を加えたデザイン美術科会が開かれていた。
その様子を偶然に垣間見たのであるが、何とも楽しそうなのである。話し合う先生たちの笑顔が良い。
必要に応じては「口角泡を飛ばす」といった真剣な議論もいいだろう。
しかしながら、学校の会議というものは、「少しでも良くしよう」という気持ちの下に進められなくてはならない。
立場や役割が違えば、思いや主張も異なる。当然のことである。
長崎日大の最大の特色は多様性である。そのストロングポイントを活かすためには、社会的なマナーを守り、お互いを理解・尊重し、思いやることが不可欠である。
体育大会の際、デザイン美術科の生徒さんが、校門前に掲げてくれた看板に描かれていたのは「鍋(なべ)」であった。
長崎日大鍋の具材は豊富であり、それぞれに良い味を持っている。栄養価も高い(笑)。
具材の持ち味をお互いに邪魔せず、「調和した最高の味」を出していくこと。
これが肝要である。絶品の「長崎日大鍋」に成長していきたいものである。
本日はここまで。