昨日の終業式を終え、長崎日大の夏休みが始まった。
第7波の感染拡大の中、「慎重に、でも着実に」充実した夏となるように歩を進めていかなくてはならない。
夏の始まりは、中学1年生から高校3年生まで全学年で実施される「三者面談」と「進学講座」である。
それぞれの教室や個室を利用して一斉に「三者面談」が始まった。
各担任の先生たちが鋭意準備に努めて準備した面談である。
担任をしていた頃、特に高校3年生のときなど、自分のクラスにおいては「面談」ではなく、「作戦会議」と称していたものである。
「理想-現状=課題」とよく言われるが、高校3年生の場合、「志望校合格ライン-現在の成績=夏にやるべきこと」となるだろう。
学業においても部活動においても、「漠然と頑張る」はもったいない。
「具体的に考えて、具体的に取り組め。」などとよく励ましたものである。
大きな「課題発見能力」と「課題解決能力」の醸成である。
中学校・高校と限りがある。期間限定の勝負であるならば、最後は「時間との戦い」となる。
特に、志望進路決定において、悩みや迷いがあるのは必定である。
しかしながら、それで足を止めてはならない。
悩みつつ迷いつつ、前進しておかなくてはならない。
長崎日大の精鋭諸君の充実した夏を期待するところである。
本日はここまで。