この週末、先日ご来校いただいた日本大学理工学部の安田陽一先生から郵便物が届いた。
「何かな?」と思いつつ、包みを開けてみると、「令和4年度前期水工系科目の学生意見集約報告書」「令和4年度水理学Ⅰ意見集約報告書」というずっしり重い冊子であった。
早速、手にとって頁をめくってみると、今年度前期に矢井田先生の講義を受講した学生さんの「講義を通して身についたこと、気がついたこと、感想」の集約であった。
読んでみると実に興味深い。
専門的かつ具体的内容は当然であるが、加えて、
「今後、大学で学んでいくにあたり、学んだことを他の人に言葉で的確に伝える練習をしていきたい。」
「土木技術者としての知識を身につけるだけでなく、その知識を土木関係以外の人にも伝える力の重要性を認識し、よりわかりやすく伝えようとする意識が高まり、説明する力を高めることができたと思う。」
といったコメントが数多く見られた。まさしく、これこそが、これからの時代と世界が求めている力のひとつであろう。
安田陽一教授の下で学ぶ学生さんがちと※羨ましくなる吾輩であった。
吾輩注※何故に「ちと」かというと、普段は優しい安田先生であるが、学問においては非常に厳しい!ということを耳にしたからである。
本日はここまで。