嬉しいお客さんたちであった。
一昨年卒業した生徒さんたちが10数人で「里帰り」である。
今週の初めくらいに「○○、△△、☆☆など10人くらいでうかがいます。」というメモを妹さん(現在、在学中)から受け取っていた。
その中に「今学校にいる先生たちはもちろんですが、堤先生(一昨年ご退職)にもお会いしたいです。」ということも記されていたので、急いで連絡すると、堤先生からはすぐに快諾のお返事が返ってきた。
中学校1年生~高校1年生まで、ほぼ4年間一緒に国語を学んだ学年である。男子諸君はまだまだ幼い日の面影が残っているが、女子の皆さんは「えっ、誰だったかな?」と途惑うくらいの変貌を見せた人もいた。
まずは、堤先生と吾輩で、近況の話。皆さん元気に大学生活を満喫しているとのこと。コロナ禍の影響直撃の大学1、2年ではなかったかと心配していたが、さすが「逞しい若者たち」、それぞれに工夫をこらしつつ楽しんでいる話をたくさん聞くことができた。
その後、お昼休みとなり、4校時の授業を終えた先生たちを廊下で待ち受けるかのように並んだ卒業生のところに、次々に先生たちが。
高3の担任であった遠山先生、池内あ先生をはじめ、中学時代の平江先生、兼頭先生などなど、しばらくは廊下に交通渋滞ができるほどであった。
何とも嬉しい光景だなと眺めていた吾輩である。
8月~9月にかけて、卒業生の皆さんの来校が多い。各階の交流ラウンジなどで、先生たちと談笑する様子が毎日のように見られる。
中高の時代、思春期であり、青年期である。なかなか素直になれなかったり、時々道に迷ったり、上手くいくこともいかないこともあっただろう。
卒業のときから、また一段成長した皆さんが、ともに乗り越え、やり遂げてきた仲間とともに学校を先生たちを訪れてくれる。
嬉しきこと、この上なし!である。
卒業生の皆さん、長崎日大はいつまでたっても皆さんの「ホーム」である。いつでも「里帰り」してきてください。待ってますよ。
本日はここまで。