高校の学校説明会を実施した昨日のことである。
朝からはけっこう強い風が吹いていて、校舎玄関前には枯れ葉が散乱。
どういった風向きか?特に、玄関前にたまっていた。
せっかく説明会に来てくださる皆さんにこの玄関では申し訳ないなと掃いていた。
ところがである。掃いても掃いても次から次に落ち葉がやってくる。
根気のない吾輩はすぐに嫌になってしまう。
「いやいや、こんなときこそ、『掃除道』の言葉※を思い出すんだ。」と続けていく。
※吾輩注 『掃除道』とはイエローハットの創業者である鍵山秀三郎さんの著作、その中に、「掃いても掃いても際限のないのが落ち葉です。それでも一日一度は掃く。この姿勢が大事です。同じ落ち葉でも、昨日から落ちていた落ち葉は単なるゴミで、品がなく汚いものです。一方、いま掃いたあとに落ちた落ち葉は上品で風流なものです。」とある。
何とか玄関前の落ち葉を掃き集めたところで、玄関のドアを開けていると、なななんと、そこに風が。
何ということでしょう。掃き集めた落ち葉が今度は校舎の1階エントランスに散らかってしまった。
正直、「もういいかな」と、「これは風情ということにしよう」などと思ったとき、玄関前やエントランスに数名の生徒さんが。
学校説明会の朝、お客様を迎える演奏の準備に来てくれていた吹奏楽部の皆さんであった。
ちょっとした心遣いと素敵な演奏に感謝しきりの朝であった。
本日はここまで。