招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R5 7/3~5

先週の金曜日、6月30日に東京は市ヶ谷の日本大学会館(日本大学の本部)において、本校18回生、ご存じ、サッカー日本代表の森保一監督の講演会が開催された。

今年度、日本大学では学生諸君をはじめ、付属の中高生に新しい学びの機会を提供しようと、「理事長・学長セレクト講座」が実施されている。

新しい日大の創造に意欲を燃やす林真理子理事長による肝いりの企画なのだそうな。

「さすが!林真理子!」とばかりに、各界のトップランナーから旬の著名人まで多彩な顔ぶれでの講演が続いている。

そこで今回、森保さんの講演の運びとなったのである。

せっかくの機会であるので力野理事長先生には上京していただき、講演会にリアル参加、森保さんと旧交を温める時間も取れ、「力野先生!一緒に写真撮りましょう。」とか、「サインしときましょうか。」などと言ってくれる、相変わらず気さくで優しい森保さんにいたく感激したそうである。

 

吾輩は、ビジュアルホールに全員集合したサッカー部の皆さんと講演をリモートで聴いていた。憧れの大先輩のお話とあってサッカー部諸君の背筋が最初から最後まで「ピーン」と伸びていたのが印象的(授業中はどうかな?)であった。

  

吾輩は人様の講演を拝聴する際に、気になった言葉をメモする習慣がある。ずっと書くのではなく、断片的にである。

今回のメモをご披露しよう。

サッカー日本代表に課しているルールは3つだけ。
①時間を守る。お互いが気持ち良く、ストレスなく。
②内輪の問題は内輪で解決する。チームの問題はチームの中で。話し合い建設的に折り合っていく。
①SNSの情報発信に注意する。チーム内の情報を外に出して、不快な思いをしないように。

コミュニケーションで大切なこと。
1人1人を尊重する。
一方通行にならないように。
成果と課題、チームとしての改善点、個々の改善点。
いつでもどこでもミーティング。

中学生、高校生、大学生に。
当たり前のことを当たり前に。好きで楽しいことを大切に。
そのときどきに全力で。
皆さん、素晴らしい可能性を持っている。今を大切にして進んでいってほしい。

やりがいを見つける。今頑張っていることが違うことに役立つ。
いろんな価値観、グローバルスタンダードを知る。世界を知る。

今の自分よりも明日の自分を成長させるための努力をしている日常を自信にしてさらに前進してほしい。

自分がやれることの最善を尽くそう。何かをすれば批判も称賛もある。
見られているからある。一番悲しいのは無関心、見てもらえないこと。
批判の中にヒントがある。自分が成長するヒントがある。違う価値観を楽しめる。そういう見方もあるんだなと学び、自分を大きくしていく。

如何だろうか。断片的で伝わらないかもしれないが、吾輩なりにまとめて、生徒さんたちに提供していきたいと思っている。

森保一監督、本当にありがとうございました。

本日はここまで。

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