各競技、そして各分野の秋の大会・コンクールなどが始まってきた今般、スポーツにおいても文化活動においても嬉しい知らせが毎日のように届く今週である。
地区レベル、県レベルと大会等の大きさは様々であるが、新チームとなった皆さんがよく頑張ってくれている。
競技や分野によっては高校3年生の皆さんが、大学受験など進路実現に向けての取り組みと併行して、部活動の最後の大会やコンクールへ参加している。
長崎日大の生徒さんの多岐にわたる活躍は、学園HPでもその都度ご紹介しているが、拙ブログにおいては2つ取り上げておきたい。
ひとつめは、今般の中地区新人戦において圧倒的強さを見せた中学校柔道部(高校柔道部も中地区で万全の優勝!)である。団体・個人(出場階級すべて)ともに優勝したのだが、吾輩が注目したのが、中学1年生の竹山くんである。
吾輩が見ていた団体戦の試合で危なげなく一本勝ちを収めたのであるが、その相手の生徒さんは、竹山くんが小学校時代何度やっても勝てなかった選手なのだそうな。
日大中に4月に入学し、約半年間、厳しい練習に耐えてきた成果と言えるだろう。自らの成長を実感できたのではなかろうか。
学業でも部活動でも、日大中の生徒さんが、驚異的な伸びを見せてくれることがよくある。
竹山くん、もちろん、柔道部、そして、中学生全員のこれからの伸びに期待したい。
もうひとつは、高校の剣道部女子の皆さんである。これも今般開催された中地区新人戦において、団体優勝を果たした。
注目されるのは、全国的にも強豪・実力校と言っても過言ではない西陵高校さんと島原高校さんに勝っての優勝という点である。
吾輩の記憶が確かなら、ここ数十年、西陵高校さん、島原高校さんに公式戦で勝った覚えがない。
もちろん、地区大会のことであり、県の新人戦となればまた違ってくるのかもしれないが、公式戦での勝利は大きな自信となったことだろう。
小学校時代、中学校時代に勝てなかった相手に勝てるようになった。
スポーツの世界だけでなく、あらゆる取り組みにおいて「できなかったことができるようになる」ということは素晴らしいことである。
自分の成長を実感する感動である。
長崎日大が目指す「感動を共有する学校」、そのひとつでもある。
生徒さんから様々な感動を毎日のようにいただいている有り難い秋である。
本日はここまで。