2020.07.19~07.25

2020.7.25 落ち着いた休みに考えてみよう♪

更言うまでもなく、ともかく今年はコロナ・コロナ・コロナ…未曽有の感染症に、私たちも振り回されながら夏を迎えています。7月~8月の予定が例年と大きく異なるのみならず、行事や部活動の大会等にも影響が及んでいます。ネガティブになる要素を見つければキリがありません。

ただ、このような状況からポジティブなことを見つけていかなければいけない、ピンチをチャンスに変えていかねばならないのも事実。そういった意味では、「コロナ禍から何を学び、どう活かすか?」を自問自答することはとても大切なことだと思います。その為に考えるというのは違うと思いますが、今年は面接試験(対人にしろオンラインにしろ)で考えを求められる場面もあるでしょう。付け焼刃で何か見つけるのではなく、現状を振り返って余裕がある時に考えてみることが重要だと思います。また、8月には従来の日大文芸コンクールの代わりに、弁論文の作成が中・高共通の夏季課題として設定されます。避けたかった事態ですが、逆に言えば今年だからこそ書ける(考えられる)”成長へのきっかけ”を見出す前向きさも必要ですね♪

昨日、廣田麟太郎君は出演したTV番組において「日の丸を背負うことを目標にするのではなく、世界で戦える選手になる。そのために、現状を言い訳にせずやるべきことを全うする。」といった趣旨を述べてくれました。彼もまた、番組テーマである「それでも、前へ」の体現者であろうと頑張っています。長崎日大生全員で、困難を乗り越え、前進・進化する!そのためにも、コロナ禍から何を感じ、どう行動すべきかといったことを落ち着いて考える時間を大切にしましょう!!

2020.7.24 ちょっと脳トレ、短い夏休みに1問。

今年は8月に臨時休業期間中の補充授業を行いますので、一応8月1日から”2学期の扱い”となることは既に告知のとおりです。
もちろん、8月に入ってからも土日祝の休みやお盆の休暇もありますが、新学期前の所謂「夏休み」となると、実はこの4連休ということになりますね…雨が続く残念な週末になりそうですが、メリハリをつけて良い過ごし方をしてほしいものです♪
課題もあって学習にも時間を取らなければならないでしょうが、少しでも効率良く進めるために、”夏休み”にちなんだ脳トレで頭の回転を速めておきましょう☆彡 問題はこちらです↓

「明日から夏休みだ」を、1÷1、9÷3、2÷2、9÷9、5÷5、12÷4、8÷8、9÷3、14÷7、14÷14 と表します。
では、4÷4、2÷1、40÷8、3÷1、25÷5、30÷6、3÷1、50÷10、21÷7、6÷2 で表される花は何でしょう?
考えてみましょう!

2020.7.23 基礎問題集を侮るな!

夏に入り、学習指導の中では「ここまでに現学年で学習したこと(或いは入試に向けて)の基礎固め」に向けた学習が各学年・各教科で指示されていることだと思います。私が担当しているCR高1古典についても、古典文法・漢文句法などについて1学期に学んだ範囲を盤石にすることを意図した演習問題に取り組んでいます。

さて、そんな基礎の定着のために現在使っている基本問題集。この教材で学ぶ内容のポイントをまとめた紙面が裏表紙に付いています。画像はその中から抜粋したものです。「得(う)」がア行下二段動詞であること、「可」が漢文では助動詞の”べし”にあたること、「豈~乎」は、あに~んやと読んで”反語”であることを示しています。たかが基礎、されど基礎。舐めてはいけません…

2020年度の神戸大学【前期日程】の国語の入試問題では、
問.「豈可得乎。」を全てひらがなで口語訳しなさい。
という問題が実際に出題されました。上記3つの基礎項目を組み合わせれば、「あにうべけんや」と回答することは高1夏までの知識で可能なのです!

この夏に、キミが頑張って獲得する1つひとつの知識・解法が、やがて叶えたい”合格”に繋がっています。ポジティブに頑張ろう!

2020.7.22 またしても…

文部科学省は、今回の大学入試改革の柱として、主体性の評価を謳っています。成績や学力の評価では把握することができない、個々が残して来た実践型の努力を合否判定の一部に組み込もうという取り組みです。部活動・ボランティア活動等の成果、検定などの取得状況、研究や調査など、正規の学習以外に力を入れた事柄…そういったものをきちんと残し、振り返ることができるよう電子化しよう!それが、Japan eーportfolioというシステムで、文科省は一般社団法人に運営を一任していました。今回報じられたのは、このシステムを大学入試で活用しようとする大学が余りにも少なく採算が見込めないため、文科省がこの法人に運営許可の取り消しをするという内容でした。(NHKのデジタルニュースより)

もちろん、この出来事によって主体性を評価する方向性がゼロになるわけではないはずです。しかし、入試のためのボランティア活動・合格のための検定取得や特別な活動など、「本来自発的に行なう取り組みが、入試ありきの本末転倒となる懸念」に対して、大学側もこれで良いのか?と導入に諸手を挙げて賛成っ!というわけでないことはあらためて透けて見えてきました。

またしても軌道修正を余儀なくされた新入試。今年の高3生は本当に大変です…情報収集は大切にしながらも、絶対ブレることなく必要となる”確実な得点能力”を養成すべく、まずは目の前の学習に精一杯取り組み続けてほしいと思います♪

2020.7.21 まずは「抜けるモノ」探しから

この夏、「頑張って勉強しよう!」「本気でやらないとマズイ(汗)」などと思っている人、たくさんいることと思います。(今日からスタートした三者面談で、さっそくそうせざるを得ない状況に追い込まれたキミも…)

とはいえ、人間は(というか私の実体験上)自分が肯定的に向き合えないことを増やすというのはなかなか至難の業です。やら「なきゃいけない」、という義務感から勉強時間を増やすのはとても難しいことだと思います。

そこで提案です。ネガティブに勉強時間を増やすことを考える前に、「これだったら抜いてもいいかなぁ~」と負担なく”抜く・減らす・削る”時間や行為を考えてみてはいかがでしょうか?例えばYouTubeを観る時間、例えば食事や入浴後に机に向かうまで、何となくダラッと過ごす休息時間など…「ゼロとまではいかないけれど、ここまでは要らない」という時間がきっとあると思います。そしてそれは全部合わせればソコソコの時間になると思います。まずは、その分だけ勉強時間に変えてみてはどうでしょう。それに慣れてから、真剣に「増やす」ことを考えて意図的に生活を大きく変えることに着手しても遅くないと思います♪

大きな変化(成功)に向けた、小さな一歩。ぜひ、キミ自身の1日から「抜けるモノ探し」してみてください。

2020.7.20 その先にいる生徒を見つめて…

1学期終業式を迎えました。新型コロナウイルス感染症の防止対策として、今回も生徒たちに対して校内放送する形での実施となりました。
池内校長先生・至誠推進主任の肥田先生がお話しなさった内容については、近々のうちに共通トピックスとして取り上げられると思いますので、詳しくはそちらで確認いただければと思います。

この放送による全校集会、私の仕事は「校長の話・・・続いて、至誠推進主任肥田先生の話」など、合間を繋ぐ紹介をするというごく単純なものでした。とはいえ、誰かがしないと進行しませんから、傍でタイミングを見計らうために放送室内に同席しておりました。
日大の”2大話し手”という形容がピッタリの、お話しが上手なお二方です。体育館で話される時にも、うんうんと頷きながら聞いたり、終了時に拍手を送ったりする生徒の反応が毎回見られます。放送だと姿が見えず伝わりにくいかと思いますが、用意周到に皆さんに伝えたい思いを整理し、与えられた時間の枠に合わせて念入りにシミュレーションして臨まれているんですよ♪予定時間ピッタリで終わったのは、決して偶然ではありません!

そんなお二人に共通する不思議な光景を、今日は目にしました。時折、紙を見るわけでも音量調整のツマミを見るわけでもなく、壁の方を定まらない視点で見つめておられます…しばらくして気づきました!お二人は、見えない向こうに生徒たちの姿を想像して話しているのだと。いつも先生方のお話しが心に響くのは、原稿の良さ・話術もさることながら、根底に生徒に届けたい想いがあるからなんだなぁ~と、間近で聴かせていただきあらためて実感しました。

1学期が終わるからとはいえ、長崎日大の慌ただしく暑い日々はまだまだ続きます。皆さんの頑張りを、お二方のみならず教師陣全員でサポートし応援していきます♪ 講座~補充授業と続く夏を良いものにしようとする生徒たちの奮闘を、応援ブログでも追いかけたいと思います☆彡

2020.7.19 One for all, All for one

この週末は、長崎県内でも新型コロナウイルス感染症の発症例が数多く報告されました。本日も1例判明し、これで40人の大台に乗ってしまいました…

全国的にも各地で数が増えてきており、不安は尽きないところですが、特に大きな懸念があります。それは、「高校生・教員の感染が増えている」という状況です。ちょうど今、全国的に高校野球の代替大会が行なわれていますが、作新学院(栃木)・県岐阜商(岐阜)といった野球の強豪校でも感染例が報告されましたし、大阪の府立高校でも教員感染に伴い臨時休業が延長されています。

このような状況が相まっている現在、もう一度、感染防止に対するお互いの意識を教員陣も日大生も高め合っていく必要があるのではないでしょうか?

全員が、たった一人さえも苦境に立たされぬよう、注意と配慮をし合って学校生活を送る(その為のマスクであり、大声の規制であり、換気や消毒の励行です)。そして、チーム日大を一緒に守り抜くという共通の目的を全うする。池内教頭が大好きなラグビーの精神、One for all, All for oneを行動で示す時です!正しく恐れ、冷静でクレバーな行動を。今こそ全員で実践してみせましょう。

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