中学校の第2回入試及び関東入試のため、ちと遅くなったが、長崎日大、本日より第3学期スタートである。
朝から日大坂を元気に上ってきてくれる生徒さんたちを見ていると自然に顔が綻ぶ吾輩である。
「少しはゆっくりできましたか?」と声をかけると、「はいっ、楽しかったです。」「寝正月しました。」「家族で旅行してきました。」などなど、笑顔で返事が返ってくる幸せなひとときであった。
さて、始業式、学級委員任命式、進路指導主任の話。進路主任である塩田先生の熱い語りは大学受験の正念場である高校3年生のみならず、高校生、中学生にとって大切だなと思える内容であった。
吾輩も新年のご挨拶、能登半島地震についてのおくやみとお見舞いを申し上げた。そして、高校3年生への激励、その後の話しの中に、
さて、ここからは、昨年私が出会った2人の人物から聞いたお話を聞いてください。1人は、サッカーの森保一さん、もう1人はバレーボールの 中垣内祐一さんです。どちらも東京五輪の日本代表の監督を務めた方々です。
私はお二人に「日本代表の選手たちにどのようなルールを徹底しているのですか。」と尋ねました。返ってきた答えはいくつかありましたが、最初に出てきたのは「時間を守る。」「整理整頓をする。」「いつ誰に対してもしっかり挨拶をする。」「SNSの利用に気をつけよう。」といったすごく基本的なことでした。
「世界的に活躍する選手たちにそこから指導するんですか?」と重ねて聞いたところ、
やって当たり前のこと、どんなに小さいことでも、自分がやるべきこと、やろうと決めたことを意識して丁寧にやらないと大事なところで力は出せません。ピッチの外、コートの外での生活でミスをする人、だらしないことをやっている人、手を抜いている人はここ一番で失敗します。
日常の生活の中で、ひとつひとつ自分をコントロールする習慣をつけておくことが大切なんです。と全く同じ答えが返ってきました。
今日、最初に話した、当たり前の生活ができることへの感謝の気持ちを忘れずに、それぞれの学校生活に、丁寧に落ち着いて臨むということは、そういうことではないかなと思います。
私自身も一つ一つのことを丁寧にしっかりやっていこうと思います。生徒の皆さんも先生たちも、それぞれの存在と異なる頑張りを、みんなで認め合い、励ましあって感動を共有する「長崎日大」、日常の小さな取り組みを大切にする「長崎日大」であることを期待しています。
という内容を盛り込んだ。
小事の積み重ねが大事に影響する。みんなで力を合わせて、日常を大切にする長崎日大にしていくのである。
本日はここまで。