さて、令和6年度スタートである。
といっても、本当の始まりは、4/6の始業式、4/7の入学式、そして、4/9の対面式~授業開始となるのだが。
年度改まった4/1からは、年度当初の職員会議など、新年度・新学期の準備に勤しんでいる長崎日大である。
その中のひとつが、4/4・5に実施した新入生オリエンテーションである。
基本的には諸々の説明、入学式の準備、部活動の紹介などであるが、まだ中学校時代の制服を着た(中学校の新入生さんたちは当然のことながら私服)生徒さんたちが登場している。
朝から校舎前に立っていると、「○○はどこですか?」「今から教室に入ってもいいんですか?」などと少し心配な面持ちで尋ねてくる。「心配しなくてもいいよ。わからないことはすぐに聞いてね。」と声をかけた。
何とも初々しく、何ともかわいい。
親元を離れて入寮したばかりの明倫館の生徒さんに、「疲れてない?」と聞くと、「少し疲れました…。」と返事が。
「最初から頑張りすぎないで慣れるまではゆっくりでいいんだよ。」と話すと、笑顔で「はいっ!」と返ってきたのでちと安心する吾輩であった。
「対抗適応」という言葉がある。
様々な環境変化を体験し、多少の抵抗を覚えつつも乗り越えて適応していく成長過程のことである。
ただし、慌てることなく、そして無理することなくが肝要である。
入学当初大切なのは「着実なスモールステップ」である。
本日はここまで。