中学校・高校の冬季進学講座は本日で終了、後は12/27・28の「共通テスト直前ゼミ」を残すのみとなった。
さて、長崎日大中学校の「恒例」となっているイベントは数多くあるのだが、その中でも大きな存在感を持つのが「二瓶弘行先生の国語科公開研究授業&学ぶ会」である。
本日も年末のお忙しい中、二瓶先生にご来校いただいた。
中1の生徒さんとの授業、多くの小学校・中学校の先生方にご参加いただいた学ぶ会を開催することができた。
夏・冬の2回長年にわたって開催しているこのイベントである。
二瓶先生とお会いするたびに「もう何年になりますかね?」という会話を交わす昨今である。
吾輩の記憶が確かならば、平成21年の夏、博多で開催された「ひろがれ国語」に参加したのが、二瓶先生との出会いであった。
その日すぐに、「うちの学校に来てください。」と頼み込んだのを覚えている。
当時の資料を紐解くと、
本校六年制コースにおける教育活動の柱たり得る「国語科指導法・言葉の教育」確立に向けての取り組みの一環とする。国語力のみならず、言葉の力の養成により、進路指導・生徒指導面において好影響を及ぼす取り組みとして、実施規模や対象を考慮しつつ、継続していきたい。
と、何とも力一杯(それだけ思い入れが強かったのである。)の「目的」を記していた。とはいえ、そこから今年まで、当初の「目的」に記していたように、継続できているのだから、有り難きことこの上なしである。
当時の二瓶先生の紹介は、
二瓶 弘行 先生
新潟県生まれ。筑波大学附属小学校教諭。
早稲田大学第一文学部卒業後、新潟市内の公立小学校に10年間勤務。その後、上越教育大学大学院の修士課程を修了。1994年から現職。立教大学兼任講師、全国国語授業研究会理事、日本国語教育学会常任理事、国語教室「ひろがれ国語」代表。
東京書籍教科書「新しい国語」をはじめとして、著書・共著多数。と記している。
そこから、10数年、筑波大学附属小学校を退官され、現在は、桃山学院教育大学教授としてご活躍である。
二瓶先生の授業を体験した、当時中1の生徒さんの中から、近隣の小学校・中学校に勤める国語の先生が誕生している。もちろん、長崎日大にもいる。
そして、まさしく「一期一会」の授業のことを覚えていると言ってくれる。
何とも嬉しいことではないか。
二瓶先生とのご縁はまだまだ続く。そして、長崎日大中での毎日毎日、1コマ1コマの授業が生徒さんたちの記憶に残るものとなるべく努力・精進していきたいものである。
本日はここまで。