招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R7 5/5

鯉のぼりが清々しく泳いでいる。

今更言うことでもないだろうが、学業に、部活動にと頑張る中学・高校時代は見ていて頼もしく素晴らしい。志望校への合格や大会等での活躍を常に祈り続ける吾輩であるが、それと同様に嬉しいこともある。

今朝、学校に来てみると、連休中のため、校内の自動販売機横に設置されているペットボトル等のゴミ箱が溢れていた。

「このままではいけないな。」と分別、片付けをしていたところ、合宿中の柔道部の生徒さんたちがすぐに駆け寄ってきて手伝ってくれた。何とも有り難しである。

体育館の近くでは、別の生徒さんたちが拭き掃除を。みんなで練習環境をキレイにしてくれている。

どの部活動もそうであるが、自分の競技力向上のための練習に加えて、日常生活における「利他行為」の場面をよく見かける昨今である。

また、朝からの練習を終えたサッカー部の生徒さんが、今度は自学室で連休中の課題に取り組んでいる。

 

これもまた、長崎日大でよく見られる光景である。昨年度の先輩たちが、競技実績ではなく、「学力」によって、志望大学合格を果たしていったことも現在の後輩たちに影響しているのだろう。

思い起こせば、サッカー部の主力であったOくん(競技力ではなく、学力で筑波大学合格)が、その日のリーグ戦を終えた夕刻、自学室にて、試合のため受験できなかった模擬テストの問題に何時間もかけて取り組んでいたことがある。

その他の高校3年生も放課後や休日に教室や自学室で「取り組む姿」、その背中を後輩たちに示してくれていた。
目立たないところでの利他行為、目標に向かっての地道な取り組み、どちらも長崎日大の誉れである。

本日はここまで。

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