招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 9/28

「声のエナジー」という言葉がある。ラグビーの日本代表チームの前ヘッドコーチ(監督)を務めたエディー・ジョーンズさんの言葉である。

 

2019年に、日本で開催されたラグビーワールドカップにおける日本代表の活躍はいまだ記憶に新しいところである。

そのひとつ前の2015年のワールドカップイングランド大会において、エディーさんが率いる日本代表が世界ランク最上位のひとつである南アフリカ代表に勝った瞬間は忘れられない。

「世の中あきらめてはいけないものだな。」とつくづく思った瞬間であった。

奇跡的な勝利を生み出した要因は様々な方面から数え切れないほどあるだろうが、間違いなく欠かせないのは、エディーさんの強烈なリーダーシップであろう。

そのエディーさんが、どのチーム(少年から世界レベルのナショナルチームまで)をコーチングするときも大切にするのが「声のエナジー」である。

お互いに掛け合う声を大切にする。相手の(チーム全体の)エネルギーとなるような言葉がけをする。言葉の力(ことちか)である。

先日、クリエイトコースでは毎年恒例の「進学激励会」開催されていた。

後輩たちから先輩たちへ、先輩たちから後輩たちへ。言葉の力のエール交換である。

先生たちから送られるダルマさんには、「声のエナジー」が刻み込まれていた。

読むだけで、力づけられ、エネルギーとなる言葉が並んでいる。

言葉は、人を助け、人を元気づける。しかし、言葉によって傷つき、痛めつけられることもある。
拙ブログのタイトルである「ことちか日記」も「言葉の力」を意識したものである。

長崎日大から、人を傷つけ痛めつける言葉をひとつでも減らし、人を元気づけ勇気づける声のエナジーをものすごく増やしていきたいものだなと改めて思う秋の一日である。

本日はここまで。

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