週初めの月曜日。
「拍手が起こる生徒指導」肥田剛一先生から、「良いお話」をうかがった。
爽やかな秋晴れの長崎日大が、さらに輝いて見えた。
ざっくり言えば、学校周辺において、電動自転車の故障により困っていらっしゃった年配のご夫婦がいらっしゃった。その様子を見かけた本校の野球部員2名が手助けし、路上で動かなくなりどうしようもなくなっていた自転車を、ご自宅まで運んで差し上げたということである。
そのご夫妻は、高校生の親切な振る舞いに、いたく感激なさったようで、学校に感謝の気持ちを伝えるお電話を頂戴した次第である。
この秋の「サッカー部員の人命救助」、先般の「野球部員の親切行動」などなど、長崎日大の生徒さんの心根の温かさを表す「良いお話」は、本当に喜ばしいものである。
とはいえ、学校に来る連絡は「感謝」だけではない。ときには「ご注意」「ご苦情」をいただくこともある。
その度ごとに、全校の生徒さんたちに「こういう点のご指摘をいただいた。みんなで気をつけよう!」「このような行動は厳に慎もう!」と日常における注意を喚起していくのである。
成長途上である中学・高校生活において、悪気はなくとも周囲に対して配慮のない行いをしてしまうことがあるだろう。
ひとつひとつみんなで声を掛け合って、正しいものにしていかなくてはならない。
世間様からいただく「感謝」も「ご注意」も、すべて長崎日大に対する「アドバイス」だと思う。
感謝の言葉を励みにし、ご注意を戒めとし、生徒さんたちは前進・成長していかなくてはならない。
吾輩は、それができる長崎日大の生徒さんたちであると信じている。
本日はここまで。