先週末、大学入学共通テストが終了し、自己採点~予備校等のデータ~志望校検討会~生徒さん及び保護者様との面談~二次個別の出願という流れで進んでいく。
本日は午後から、授業と併行しての「志望校検討会」であった。
出願予定のデータを中心に、一人ずつ丁寧な検討が続いた。
以前のことだが、公立の進学校や私立の進学校を経験して本校に赴任した先生方から「よくここまで丁寧に検討するねぇ。」と驚かれたことがある。
当たり前のことではあるが、共通テストの得点、予備校のデータ、本人の二次力に対する各教科担当の見立て、生徒さんの志望、ご家庭の意向、各大学の二次問題の傾向、担任が把握している生徒さんの性格にいたるまで、あらゆる要素が検討材料となる。
当然、本人の意志が最も優先されるところではあるが、若さゆえの思い込みや頑なな志望もある。
ここからは、共通テスト~自己採点の結果を受けて、こわばった気持ちを解きほぐしつつ、本人が納得して、二次個別や私大受験に向けて闘志を滾らせるための導きが必要なのである。
夕刻となったが、すでに担任陣による面談が続いている。
共通テストで、自己ベストをたたきだした生徒さんが多くいる。しかしながら、もう少し欲しかったなという生徒さんもいるだろう。
それぞれの状況とこれからを鑑みて、現状におけるベストな選択をしなくてはならない。
コロナ禍の影響はこれまでにも少なからずあったが、ここからも有形無形に降りかかってくることだろう。
何があっても動揺することなく、最後まで、生徒さん、保護者様、先生たち、全員で全力で全うするしかない。
オール・アウトである。
本日はここまで。