招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R3 2/22

本日2月22日のダイアリーを開くと、いつ書き付けたものか定かではないが、坂村真民さん※の詩が記してあった。
※吾輩注
坂村真民(さかむら しんみん)は、熊本県荒尾市出身の仏教詩人。「癒しの詩人」と評される人物であり、分かりやすい作品が多く、小学生から財界人にまで愛された。特に「念ずれば花ひらく」は多くの人々の共感を呼び、その詩碑は全国、さらに外国にまで建てられている。

坂村さんの詩を366編、毎日ひとつの詩と出会うように編集された中の2月22日にあたる詩である。

ご紹介しよう。

2月22日「こつこつ」
こつこつ こつこつ 書いてゆこう
こつこつ こつこつ 歩いてゆこう
こつこつ こつこつ 掘り下げてゆこう

本学園の現理事長である力野先生がよく口にされる「教育とは本来地味な取り組みの繰り返しであり、地道な努力の積み重ねである。」という言葉とイメージが重なった。

国公立大学二次個別前期日程に向けて本日まで地道に努力を積み上げてきた高校3年生諸君がいよいよ各地、各大学に出発である。

そして、来週は卒業式を迎える。

学業にしても部活動にしても「こつこつ」を積み上げてきた生徒さんたちの大きな節目である。

合格や勝利はもちろん大切であるが、生徒さん一人ひとり、すべての保護者様、担任や顧問の先生方の「こつこつ」に感謝と敬意を表したい。

本日はここまで。

PAGE TOP