「やっぱり、これは大事だな。」と痛感する光景が、校舎中で展開されていた。
今週の長崎日大での一コマである。
入学直後の新入生から、クラス替えしたばかりの高校2年生、いよいよ本格的に進路と向き合う高校3年生、それぞれ立ち位置は異なるが、教室付近のスペースでは「個別の面談」があちらこちらで、絶賛開催中であった。
通りすがりを装って、先生方と生徒さんの対話に聴き耳を立てていると、実に温かい雰囲気でのやりとりが続いている。
先生方と生徒さんの表情も和やかである。先生からの問いかけに素直に応える姿は思春期にありがちな照れや意固地は感じられない。
やはり、集団の中での反応とは違っている。
一対一の個別の対話は大切である。
リモートも有効に活用しなければならない今般である。しかしながら、リアルの面談も捨てがたい。
個別の対話が大切とわかっていても時間的な制約もある。
理想は双方の特性を活かしたHybridであろう。
とはいえ、最初の対面、個別は欠かせない。
長崎日大の校舎中に価値ある対話が繰りひろげられたひとときであった。
本日はここまで。