招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R3 5/24

昨日の続きである。
ウイーラー選手の「才能がなくてもできる10のこと」の中のひとつである。

8.Being coachable (教えられる姿勢であること) 

これを見たときに、ある文章を思い出した。

日本大学文理学部教育学科教授である佐藤晴雄先生の「教わり方」という文章である。

ちなみに、佐藤先生の研究領域は社会教育論/生涯学習論であり、「主に、社会教育主事コースを担当しています。社会教育は青少年や成人に対して行われる学校外の教育で、生涯学習の観点から注目されています。学校と社会教育の連携が重視される今日、教職コースと併せて社会教育主事コースを履修することをお勧めします。」と語っていらっしゃる。

かの文章の中には、

もちろん、教え方の大事だが、教わる側にはどう教わるのかという「教わり力」が必要だと思う。アドバイスに積極的に反応する「教わり力」が高い学生は、教員の教え方をうまく引き出しているのである。「教わり力」の低い学生にはその資質に応じた指導を行わなくてはならないが、どうしても必要なこと以外を教えにくくなってしまう。」

「教員の教えをうまく引き出す教わり力の育成がもっと注目されてよいと思う。」

というコメントが含まれている。

自分自身の「教わり力」「教わる姿勢」を今一度省みて襟を正すとともに、長崎日大において、「生徒さんたちに教える」ということについては日夜研鑽を惜しまず、鋭意取り組んでいるわけだが、「教わり方を教える」「教えられる姿勢」ということにも留意してみたいと思うところである。

本日はここまで。

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