招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R3 5/27

コロナ禍の続く今年度、とはいえ、「教育実習」は今年も実施中である。感染防止対策として、PCR検査等を義務づけた上での慎重な実施である。
時節柄だろうか、例年よりも少なめの人数ではあるが、卒業生たちが里帰りとなる実習に取り組んでいる。

 

本日は、理科と数学科の研究授業が行われていた。高校1年生、高校2年生のクラスでの実施であった。

ずらりと揃った理科や数学科の先生方の姿に、生徒さんたちも若干緊張の面持ちであったが、実習生の「緊張するのは僕だけで充分だから皆さんは普段どおりリラックスして授業を受けてくださいね。」と優しい一言。

生徒さんたちの顔に笑みが見られた。「いい心づかいだなぁ。」と感心した場面であった。

理科、数学とも、「永遠のテニスボーイ」こと、渋谷数学科主任と「BOSS」こと、高田理科主任の鋭い目が見つめる中、順調に進み、無事終了した。

 

冒頭で「里帰り」と記したが、教育現場に身を置く吾輩たちにとって、卒業生が教職を志し、実習に来てくれることは、本当に嬉しいことである。

なぜなら、長崎日大で6年間、3年間を過ごし、彼らの「先生」というイメージは長崎日大の先生方の姿をイメージしたものに他ならないからである。毎年、多くの(多いときは20人近くの)教育実習生が訪れる。

ほぼ3週間は長いようで短い。しかしながら、生涯忘れられない体験である。吾輩も、昭和60年6月に長崎日大で体験した「教育実習」の日々は今でもよく覚えている。

今年の実習生諸君の健闘を祈る。

本日はここまで。

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