招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R3 8/23~27

先週の長崎県の緊急事態宣言を受け、当初「部活のオープンスクール」を予定していた8/23・24に検討し、急遽の時間帯・内容変更を施した「8/25の第二学期始業式」となった今週である。

 

内容変更の検討、情報共有、生徒さんたちへの連絡、リモートでの始業式の準備などなど、先生たちのチームワークよろしく、流れるように進んでいた。

8/25の始業式、日大坂を元気に上ってくる生徒さんたちを見ていると、それだけで嬉しくなる吾輩であった。

 

リモートによる始業式、表彰その他若干名の生徒さんたちと先生たちがビジュアルホールに集まり、各教室に配信した。各教室に配備したプロジェクター越しではあったが、第二学期に向けての思いを伝えるべく心を込めてお話しした次第である。その一部をご紹介しよう。

さて、高校3年生は、早いところではAO入試が始まっており、直近に迫った日本大学基礎学力到達度テスト、就職試験、続いて大学の推薦試験、そして1月には大学入学共通テスト・一般入試と続いていきます。
最後の最後まで、決してあきらめることなく、卒業式の日に、高校3年間、 中高6年間を振り返り、「長崎日大で頑張ってきてよかった」と心底思うことができるような過ごし方をして欲しいと思います。
そのためには、一人で悩んだり、混乱したりすることなく、たとえ、意見が違うことがあったとしてもすぐに腹を立てたりしないで、冷静に、保護者の皆様とよく話し合い、担任や周囲の先生方へも遠慮無く相談し、悔いのない進路選択、そして進路実現を目指すことが必要となります。
中学生・高校1・2年生のみなさんは、今までの自分の毎日の過ごし方を振り返るとともに、自分の総合力を伸ばしていくために、より具体的な自分の目標を設定し、実行する学期にしていかなければなりません。ただし、それは健康、安全、安心が整った、落ち着きのある生活が基盤となります。人間は、不安や心配がある、イライラする、むかつくなどという環境や心理状態の中で本当に頑張ることはできません。
みんなでお互いが気持ち良く頑張れる空間と状態を創ることが何よりも大切です。そのために、自分を大切にするのと同じように、周りの人たちを大切にする。一人で困らない、一人で悩まない。人にやさしく親切に、ときには人に相談して助けてもらうこともとても有効なことです。
身の回りの小さな事からそれは始まります。オフザピッチです。すべての生活を雑に生きないで、少し落ち着いて丁寧に生きてみることから始めていきましょう。
このようなことを、しっかり考えて行動する習慣を続けていけば、かならずうまくいきます。かならず成功します。それこそ世界の平和と人類の福祉に貢献するような大きなことにつながっていきます。

いかがだろうか。コロナ禍をはじめ、予期できないこと、自分たちの力ではコントロールできないことが相次ぐ昨今である。しかし、大切なことは混乱しないこと、慌てず騒がず、慎重に着実に歩を進めること、そして昨年から言い続けているが「根負けしないこと」であろう。

本日8/27は校内実力考査、中1から高3まで、長崎日大全員でテストに集中している姿は壮観である。

相変わらず、学校がお休みのときは何となく元気が出なくて、始まると生徒さんたちの姿と先生たちの頼もしさによってエネルギーが充填されて元気になる吾輩である。生徒さんたちの元気な姿、職員室等での先生たちの懸命な取り組みを見ているとそれだけで感動するのである。

第二学期も、生徒の皆さんをはじめ皆々様への「感謝と敬意」を忘れずに頑張るのである。

本日はここまで。

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