時間差登校~分散下校と、改めての感染防止対策を講じての今週であったが、まだまだ気を緩めることはできず、来週一週間も同様の措置を決定した長崎日大である。
部活動の練習や放課後の進学講座もままならず、いつもは賑やかな昼休みも「默食」に努める生徒さんたちを見ていると、ちと胸が痛む吾輩である。
昨年は校内放送による音声だけの実施であったが、今年は各クラスに設置したプロジェクターによって画像も加わったところが有り難かった。
中1から高2までの生徒さんの代表9名による弁論はどれも甲乙付けがたいものであった。
①「今を楽しむ」大村芙嬉さん(中1)
②「セミ」本田真千子さん(高1)
③「協力」野口つぐみさん(高2)
④「コロナゴミ海へ」馬場姫和さん(高2)
⑤「カエルと環境問題」山口奏さん(中2)
⑥「将来に向けての一歩」田端いろはさん(高2)
⑦「ヒカリガイ」谷口遼人さん(高1)
⑧「イヤーマフを知っていますか」(高1)
⑨「美しいとは何か」泉川真麻さん(中3)
「勇気ある表現者」である9名の弁士の皆さんに心からの感謝と敬意を表したい。
気持ちのこもった真剣な弁論には、スポーツと同様に、人の心を揺さぶる何かがあると思う。
長崎日大の創学者である永田菊四郎先生は、「弁論大会を大切にする学校は必ず伸びる。生徒も教員も意識と文化のレベルを向上させ、学校全体を成長させることができる。」と、常々おっしゃっていたそうである。
本日の弁論大会の様子を見て、改めて長崎日大の生徒さんたちの文化レベル・意識レベルの高さを実感した。
皆さん、頼もしい。
本日はここまで。